内観研修は、社員研修としても大変適しております。

これまでの社員研修といいますと、業務上のスキルアップを目的としたものが多いと思いますが、現代は従業員一人一人が、自分が今何をするべきかということを自分自身で判断できる能力が求められております。
災害や事故に遭遇した時の対応などで、社員としての資質が問われ、企業としての資質や教育のあり方が問われる場面も多くなってきているように感じます。

また、うつ病などによる休職者の増加などに対処するため、職場においてのメンタルヘルス対策も求められるようになりました。

しかしながら、行政指導により、企業としても何らかのメンタルヘルス対策を講じなければならないと思いながらも、実際には何をしたら良いのかよく分からないという職場が多いというデータもあり、総務部などの担当者にとって頭の痛い問題になっているようです。

こうした中、内観研修は、自己啓発としてのスキルアップと、メンタルヘルス対策を同時に行うことができる効率的な研修として注目されております。

地方によっては、テレビのニュース番組の特集などで内観研修が取り上げられて、その中で、社員研修に内観研修を取り入れて成功している企業の紹介なども目にする事があります。また、全国的にも社員研修に内観研修取り入れるケースが増えてきているようです。

職場の雰囲気がギクシャクしていたのに、何人かが内観研修を受けて帰ってきただけで、職場全体の雰囲気が大きく変わって驚いたという上司の話を聞くこともよくあります。

職場の雰囲気が変わることで、メンタルヘルス対策はより効果をあげることが出来ます。

これまで自殺者の増加は景気が回復すれば減少に転じるといわれてきましたが、実際には減少することはありませんでした。景気が回復して、経済的には豊かになったのに、逆に忙しくノルマに追われて追い詰められて自殺するケースが多いということが分かってきたのです。最近ではニュースにもとりあげられています。

大切なのは、職場内でお互いがお互いを思いやり、気軽に相談できて、フォローしあえる環境だという事がようやく理解されるようになってきました。

そして、生活環境も、生い立ちも、年代も、性別も異なる人達が集まる職場において、そうした思いやりの心を育むためにも内観研修は必要だと思うのです。

現代の社員研修に適した、内観研修をぜひご検討ください。
職域メンタルヘルス対策についてはこちらも参考にしてください。
群馬内観研修所
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