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私のカウンセラーとしての活動範囲は、@開業しているカウンセリングルームでのカウンセリングA企業内健康保健センターでのカウンセリングB産業、医療、福祉分野などでの講演会活動などが主なものとなっております。
活動範囲は様々ですが、一つだけ共通して心がけていることがあります。それは人間関係不全、コミュニケーション不全からくる心の傷を大切にケアするということです。
特に機能不全家族の子供への影響については、私が十代の大学生の頃から関心がありましたので、すでに20年以上研究していることになります。
機能不全家族というと、家庭内暴力(ドメスティックバイオレンス)や育児放棄(ネグレクト)を頭に浮かべる人が多いかと思いますが、そればかりではありません。
子供を溺愛しすぎたり、子供に過干渉になっていたり、子供に過度の期待をかけすぎている家族も健全な家族とはいえない場合があります。
「仕事中に緊張して手が震えてしまう」などの悩みを抱えてご相談に来られる方の中には、親の期待に応えるために「失敗は許されない」という緊張感をいつも持ちながら幼少期を過ごしてきた人も多いのです。
そして、ご本人自身が家庭に問題があったとは考えていない場合もあります、親のそうした期待はごく自然なものとして受け入れて、応えてきた経緯があるので、それが自分自身にどれほどの影響を与えているのかという自覚がないのです。
もちろん抱えている問題のすべてが家庭環境に原因があったなどということはありません。しかし、人間の価値観やものの見方などは、その家庭環境に影響されることが多いのも事実です。
「人生においてはコツコツと努力することが大事」という自分自身の価値観は、もしかしたら親の口癖だったのかもしれないのです。
人は自分自身で作り上げたある一定の枠の中で生活しています。そして、時としてその枠が息苦しく感じることがあります。
枠の中で苦しくなく一生を終える人もいれば、「こんな自分は嫌だ」「変わりたい」と思いながら自分の枠の中から出たいのに出ることが出来ずに苦しんでいる人もいます。
カウンセラーは「こんな自分は嫌だ」「変わりたい」と思っている人たちを援助するのが仕事です。
これまで数多くの人たちのご相談を承り、「なりたい自分に向かう姿」「回復過程」を見てきましたが、いつも感動させられます。
「自信」や「勇気」という翼をもがれた人が、大空にはばたこうとする過程だからです。
カウンセリングは、人と人とが本気で向き合い、語り合える場です。それゆえにいつも新鮮です。
私はこれからも多くの人に関わっていきたいと考えています。
こうした仕事に出会えたことに感謝しています。
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寺子屋心理カウンセリングルーム
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