■子供を叱るときの注意■

子供を叱るときに注意することがあります。

それは何かといいますと、子供の人格を否定するような叱り方をしないということです。

例えば、子供が動物をいじめていたとしましょう。

そんなとき親から「なんでお前はそんなに性格の悪い人間なんだ」と言われたら子供はどんな気持ちになるでしょうか。

この子供には「動物をいじめるのはよくない」ということを伝えればいいのであって、子供の人格を否定する必要は無いのです。

そしてこのような子供の人格を否定する言葉は、子供の為の言葉ではなく、親が自らの感情にまかせて発している言葉なのです。

つまり、親は子供を叱っているのではなく、子供に怒っている状態なのです。

ですから子供を叱るときには「おまえは○○だ」という言い方ではなくて「○○するのはよくない」という言い方をすることが大切です。