■放置された子供には強い怒りの感情が生まれます■

「抱ぐせをつけてはいけない」とか「甘やかしてはいけない」ということでワザと赤ちゃんを放置しておく人がいますが、これはちょっと危険です。

赤ちゃんはお腹が空いたとき、不快な思いをしているとき、不安なとき、淋しいときなどに泣くという方法でメッセージを送ります。

そんなときにすぐに抱っこしてあげたり、頭を撫でてあげたりすれば、赤ちゃんは「安心」します。

しかし、放置するとどうなるでしょうか。

赤ちゃんは不安になり、恐怖を感じるようになります。

赤ちゃんは親(大人)に見捨てられたら生きていけないということを本能的に知っています。

ですから、自分がメッセージを送っているにもかかわらず放置されるということは生死にかかわる恐怖なのです。そのため、放置された赤ちゃんはより大きな声で必死に泣くのです。

そして同時に「ボクがこんなに泣いているのにどうして誰も助けてくれないの」という怒りの感情が芽生えます。

このときの怒りの感情はとても強いものです。大人だって、自分を見殺しにした相手には怒りを感じると思います。しかも、赤ちゃんは状況を理屈で理解するなんていうことはできません。ですから怒りの感情はそのままダイレクトに心に残るわけです。

こうして蓄積された怒りの感情は、その子の後々の問題行動の種となります。

ですから、赤ちゃんが泣いているときには、出来るだけ早く抱っこしてあげるなどして、赤ちゃんに安心感を与えてあげる事が大切です。