淨蓮院の開山については不詳ですが、開山周應上人の位牌に寛永19年(1642年)とあるため、これ以前にさかのぼると思われます。
現在の本堂は、昭和11年に改築されておりまして、平成10年に屋根瓦を新瓦に直しております。御本尊様は、地蔵菩薩座像(木造 仏高58cm)で脇仏として真言宗の開祖である弘法大師と、中興の祖である興教大師の像が安置されています。
本堂に向かって左手の高台に大日堂が建立されておりまして、大日堂の創建年代は不明ですが、伝承によりますと日光東照宮建立に携わっていた宮大工が手がけたものとされています。大日堂の天井には花鳥図が彩られており、堂内には大日如来ほか、不動明王などの仏像が安置されています。
大日堂前には県内最古の十王十仏板碑があり、町指定にもなっており、さらに、大日堂前には町唯一の双体道祖神がたっており、これも町指定となっております。
淨蓮院の宗派 −>
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