最も特徴的なのは、ご相談者が抱えている疑問や質問にある一定の解答を示すという点だと思います。 具体的には後述しますが、一般的なカウンセリングでは「質問には答えない」というのが基本的なスタンスです。 その理由は、「人は他人から与えられたものや他人に強制されたものに対して心理的拒否反応を示し、受け入れない」という心理的抵抗があるからです。 日常会話においては「こんなことで悩んでいてさぁ」というのに対して「それはこうしたらいいんじゃないの」と答えることが多いと思いますが、この場合相談者はなにか釈然としません。 なぜかというと、他人から与えられた答えは自分自身が出した答えではないので、なかなか納得して受け入れることが出来ないからです。 このため、一般的なカウンセリングでは「相談者自身が答えを出せるように援助する」という視点で関わります。 その結果、カウンセラーは相談者の悩みに対して答えは出さない、示さないというのが基本的なスタンスになるわけです。 そして、私もカウンセリングを教えるときには、そのように教えています。 しかし、自分のカウンセリングルームではもっと積極的に関わっています。 ただし、「こんなことで悩んでいてさぁ」というのに対して「それはこうしたらいいですよ」と解答を示すことはあまりありません。私の場合は「それはこういうところからきているのかもしれないですね」などのように回答します。 私は精神分析的心理カウンセリングも行うので、人の行動パターンの背景にあるものを考えたりします。 そのため、話を聴いている中で自然と感じるものがあると、必要に応じてそれを積極的にフィードバックするように心がけています。その結果、ご相談者が何かに気がつくことがあると、問題が一気に解決につながっていきます。 BACK 寺子屋心理カウンセリングルーム　 東京事務所　〒160-0007　東京都新宿区荒木町6番地42 AGビル3Ｆ 群馬事務所　〒371-0244　群馬県前橋市鼻毛石町1991-40 お問い合わせ･ご予約は携帯へ直接どうぞ　090-3084-4647　（受付時間 AM7：00〜PM11：00　年中無休） 　　　｜　e-mail　　mental@xp.wind.jp　｜　プライバシーポリシー　｜　特定商取引法に基づく表示　｜ Copyright (C) 2003 寺子屋心理カウンセリングルーム All Rights Reserved