寺子屋心理カウンセリングルーム
寺子屋心理カウンセリングルーム
東京・新宿/群馬・前橋
寺子屋心理カウンセリングルーム
心理学講座

  来談者中心療法>概論
来談者中心療法(らいだんしゃちゅうしんりょうほう)は、臨床心理学者ロジャーズによって創始された心理療法です。

来談者中心療法ではカウンセラーがクライエントに対して「ああしなさい」「こうしなさい」と指示することはありません。カウンセラーとクライエントは対等の立場に立ち、クライエントの問題をカウンセラーが分析や解釈や指導をせずに共感的に理解していきます。

ロジャーズは、人間は誰でも成長への潜在的な能力を持っており、カウンセラーの役割はその自然な力を発揮させる状況を作り出すことだと考えました。

ロジャーズは当初この療法を非指示的療法と呼びましたが、「非指示」という表現が狭い意味にとられやすかったことから後に来談者中心療法と名称を改めました。

この療法では、カウンセラーは治療を行う専門家ではなく、クライエントとともに成長していく対等の人間であると考えており、技法ではなくクライエントの立場を重視したことから来談者(クライエント)中心療法と呼んだのです。

この来談者中心療法では、カウンセラーはクライエントの自己決定能力に大きな信頼をおくことが基本となります。そして、重要なのは治療技法ではなくてカウンセラーの態度であるとしています。

つまり、人間は誰でも成長への潜在的な能力を持っており、心の問題が生じるのはその潜在能力がなんらかの障害によって妨げられているためであると考えます。そしてその人に成長的な変容が起こることで自ら障害を乗り越え、問題を解決していけると考えているわけです。そして、人が成長的な変容を起こすためには、かたわらにいる人間(カウンセラー)の態度が重要というわけです。
BACK
寺子屋心理カウンセリングルーム 
東京事務所 〒160-0007 東京都新宿区荒木町6番地42 AGビル3F
群馬事務所 〒371-0244 群馬県前橋市鼻毛石町1991-40
お問い合わせ・ご予約は携帯へ直接どうぞ 090-3084-4647 (受付時間 AM7:00〜PM11:00 年中無休)
   | e-mail  mental@xp.wind.jp | プライバシーポリシー | 特定商取引法に基づく表示 |
Copyright (C) 2003 寺子屋心理カウンセリングルーム All Rights Reserved