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オーストリア紀行
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2006年07月26日  ウィーン
     
 ウィーン Wien

シュテファン広場前のハンス・ホライン(1934-)設計による
ハースハウスHaashausに塔が映る。
1985年、プリツカー賞(安藤忠雄は1995年)受賞

                      科学アカデミー
ハイドンが最後に聴衆に姿を現した「天地創造」の演奏会で、
「私が始めたことを完成してくれるか」とベートーベンに囁いたと伝えられる場所

                        カールス教会
1713年ペスト撃退を願い、守護神カール・ボロメウスに
誓いを立てて造られ、その名に由来。バロック建築の傑作といわれる
             
シュテッフェルStefflの愛称で親しまれる旧市内の中心にあるシュテファン大聖堂。14世紀ルドルフ4世によりゴシック様式に改修、大戦では攻撃目標になり、補修され現在に至る。
1359年完成した南塔は137m。東側屋根にはハプスブルグ家の紋章の双頭の鷲が描かれている(左から2枚目)。内部はゴシック、バロック様式。モーツァルトは26歳の時父の了承を得ないままここで結婚式を行った。
参加者は司祭も含めて皆感激の涙を流したという。そして35歳の若きモーツァルトの葬儀がこの聖堂で行われた。経費がたった約8グルデン(6万円ほど)というささやかなもので、妻の参列もなかったという。         

ステンドグラスからの光が堂内に差し込む
 
聖書物語の外壁画

シュテファン広場前のパフォーマンス

歯痛のキリスト像

寺院内のあちこちに彫刻が施されている

キリストとマリアの生涯を描いたノイシュタット祭壇

                          オペラ座
1869年「ドン・ジョバンニ」で開幕。1918年国立オペラ座になる。
マーラー、カラヤン、小沢征爾が総監督。ホール天井の「魔笛」
のフレスコ画は圧巻

国会議事堂



市民権が確立したゴシック時代を象徴して、
ネオ・ゴシックに設計され1884年に完成


                   ヴォティーフ教会
1853年、暗殺テロにあった皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が無傷で
助かったことを神に感謝し、その事故現場に設けられた教会

              モーツアルト記念館(フィガロハウス)
1784−87まで居住し、ここで「フィガロの結婚」を作曲した。
モーツァルトがウィーンに居住して残る唯一の建物。
モーツァルトとその時代を知るにはここを訪れるに限る
   
         ゲーテ像(J.W.Goethe 1749-1832)
王宮庭園の南東に位置する。ウィーンとの関係はないがリンクを
挟んだシラー像を設置するに当たって設けられた。シラーとともに、
Strum und Drang(反合理主義文学運動「疾風怒濤」)の中心人物  
   
          シラー像(F.Schiller 1759-1805)
「群盗」「ドン・カルロス」「ウィルヘルムテル」などで知られる。
後方は造形美術アカデミー絵画館



   

ミュージアム・クォーター 
ここにジャコメッティー(Alberto Giacometti)の塑像があると
聞き、訪ねたが、係員から「ここは新しいものしか展示してない」
とのことで断念。彼の作品は私の青春の一頁に記憶されている
だけに残念だった        

自然史博物館
美術史博物館とそっくりの外形。1871年から10年をかけて
建設された。フランツT世の鉱物、化石のコレクションを展示。
鯨の模型もある

               

              美術史博物館(KHM)
1870年から17年間かけて建造。
ブリューゲル、レンブラント、デューラー、ルーベンス、クリムト
などハプスブルグ家収集の絵画などを展示している。
マリアテレージア広場を挟んで自然史博物館とそっくりの外形

マリアテレージア広場
後方は王宮



アントニオ・カノーヴァ作「ミノタウロスを殺すテセウス」


農民の婚礼(ブリューゲル)


天窓


天井画「ルネッサンス賛歌」


                       王宮庭園
記録的な暑さを凌霄花のある木陰で過ごす人びと

王宮庭園のモーツアルト像

ブルグ劇場

  シェーンブルン宮殿 Schloss Schoenbrun
   シェーンブルン宮殿オランジェリーコンサート
W.A.Mozart  
  U Song di Scipione" Sinfonia KV 194a
  Die Zauberflote" KV 620
  Sinfonie Nr.35 in D-Dur,KV385 "Haffner"
  Don Giovanni" KV 527
  La Clemenza di Tito" KV 621
  Idomeneo Re di Creta" KV 366
  Le Nozze di Figaro" KV 492    ・・・etc
Strauss Familie  Walzer ・・・・・

ネプチューン噴水、グロリエッテの建つ丘

シェーンブルン宮殿

シェーナーブルン付近の木立

女帝が朝食を摂ったというグロリエッテまで遠い

後部座席のロシア人のお喋りが気になった

指揮 Guido Mancusi

夜のオランジェリー館

Sop. J.Halasz,Bar.V.Stoykov


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